STORY【サイト制作の背景】

こんにちは、当サイト管理人の芹沢です。

僕は8年間、風俗のお仕事を紹介する専門家(スカウトマン)として「稼げるお店」「働きやすいお店」など女性の希望に合わせて様々な提案をしてきました。

そしてこの度、風俗で働いている・働こうか考えている女性に向けて為になる情報を発信していこうと、そのような思いから「キャスト」「店舗スタッフ」の協力も得てこのサイトを立ち上げました。

しかし、このような企画を担当する女性に話すと「なんで今更?」という声を沢山聞きます。

何故、このようなサイトを立ち上げたのか?

どういう目的でこのサイトを立ち上げたのか。

結論からお伝えします。

「稼げていない女性が多すぎる、稼げる方法を知らない女性が多すぎる」

「僕たちがサポートすれば、解決できることが多い」

「お金の余裕は勿論、心の余裕を手に入れる手助けをしたい」

「ホームページによって一人でも多くの女性が救いたい」

心の底からそう感じたからです。

なぜそのように感じたのか、僕がこの職に就くまでの経緯から詳しく説明したいと思います。

高校を中退、厳しい夜の世界へ

16歳になったら取れる二輪免許。

高校時代、友人のK君は16歳の誕生日に二輪免許を取得し、バイクを乗って毎日楽しそうに過ごしていました。

毎日楽しそうにバイクを運転するK君を羨ましく思ったある日、僕は興味本位からバイクを貸してくれと頼み、バイクを借り、惨劇が起こったのです。

対向車との正面衝突

バイクと自動車の弁償は実に高額で、100万円あまりの借金を抱えました。

高校生の僕には100万円という金額はあまりに大きすぎました。

この交通事故は僕のこれまでの人生を大きく変えました。

学校は退学、借金100万円、K君から借金の催促をされる毎日

実家はそれほど裕福で無かったこともあって、家族の協力は得られませんでした。それどころか愛想を尽かされ、家を追い出される始末。(実家が裕福でも、協力を得られたかは分かりませんが)

半分ホームレス状態で生きることに必死で、途方に暮れ、毎日がとにかく苦しかったことを今でも覚えています。

歌舞伎町でホストデビュー

家を追い出され、多額の借金を追った僕は、ホストで一攫千金を狙うことしか思いつきませんでした。

しかし、「歌舞伎町」という言葉は芋洗坂係長のネタで聞いたことのあるくらいのもの、なんなら歌舞伎町が新宿にあることも知りませんでした。

僕がナイトワーク(夜の世界)に足を踏み入れた第一歩です。

大きな期待とは裏腹に、業界の厳しさに直面します。

給料は1ヶ月で15万円ほど。想像していた金額よりも圧倒的に低い給料でした。

入寮して週6勤務、勤務態度は優等生、テーブルマナー、掃除だって誰よりも真面目だったと思います。

「こんなに真面目なのに何で?」「客に恵まれないんだ。運が悪い。」と何度も嘆きました。

昔の自分にアドバイスができるなら

「真面目にやれば売れるもんじゃないよ」「力を入れるところはマニュアルじゃない」と言いたいところです(^^;)

借金をろくに減らすことができず、生活費も限界で首が回らず、とうとう心が折れ退店しました。

家もなく、ホストも失敗に終わった僕は将来どころか明日も見えていなかったのです。

スカウト会社に入社

ホストクラブを退店したことを紹介してくれた担当に伝えたところ「一緒にスカウトをやらないか?」と誘われ入社しました。

実は、ホストクラブで働く前にスカウト会社に相談していたのです。

「ホストが怖い」「暴力なんて当たり前」そんなイメージがあって安全なお店に紹介して欲しかったのです。

実際、僕の入店したお店は確かに安全なお店でした。同じビルの別のお店では、毎日のように怒声や何かが壊れる音がしていました。

安全なホストクラブを紹介してくれたこと、路上スカウトもダメと言われている会社だったこともあり、そんな入社の誘いを快諾したのです。

スカウト会社の7年間

スカウト活動をすると、みるみる内に稼ぎが大きくなりました。

業界やお店のことを勉強して、女性にアドバイスをし、愚痴や相談に直面から向き合うというこの仕事は性にあっていたみたいです。

担当する女性が増え、お付き合いする店舗も増え、借金も返済し、社内でも役員に昇格し、充実した毎日を送ることができました。

しかしスカウト会社に入社して6年くらい経ったある日、自分が長く担当していた、業界歴の長いMさんにこのように言われました。

『女の子のことマジで分かってる?私は知識ある安心できる人に相談したいけど、芹沢さんみたいに知識ある人は担当する女の子も多くて忙しいじゃん。昔みたいにもっと相談乗ってよ』

咄嗟にこう返事してしまいました。

「担当する女の子が多くて、一人一人の相談に親身に乗っていたら時間がいくらあっても足りないんだ」

本音のところ正直ハッとしていました。

プライベートな相談も乗っていた新人の頃と違って、担当する女の子が増えた最近では仕事の相談しか乗っていなかったのです。

順風満帆に見えた毎日に一つの課題ができたような気がしました。

というより日頃の業務をひたすら対応している自分にも飽きがきていたので、Mさんからの指摘を真摯に受け止めようと思ったのかもしれません。

「自分の給料を伸ばすだけでなく、担当する女の子の満足度を伸ばすためにどうしたらいいのか」

それ以来、意識を変えて担当する女性となるべく沢山のコミュニケーションを取るように心掛けました。

すると、自分の中で

『業界で働く女性の苦悩』『業界全体の様々な不条理』が明確になってきたのです。

同時に新人の頃、女性の悩みを「ただ聞いていただけ」だったことに気付きます。

新人の頃は聞くことしかできなかったのが、経験を積んだ今では知識や経験からサポートできたのです。

【知識があれば防げること、知識があれば解決できることは沢山ある、多くの女性をサポートしたい】

これが「ホームページで役に立つ、為になる知識や情報を広く共有したい」と思った最初のきっかけです。

それからMさんや他の女性ともコミュニケーションを深めていくうちに

「業界の内情や業界の様々な矛盾も含めて女の子に公開し、今までのやり方を大きく変えたい」

と、より強い思いに変わっていきました。

スカウト会社退社の葛藤

驚かれるかもしれませんが、このようなサイトを運用するにあたってはスカウト会社を退社しなければいけません。

その大きな理由は

【全てをクリーンに情報を開示しようとするとスカウト会社の悪いことも言わなければいけないから】

会社もスカウトマン(従業員)も儲かるシステムにする為には、スカウト会社への紹介料率を高く設定しなければいけませんし、そうすれば自ずと女性のバックが下がってしまいます。所属していたスカウト会社も例外ではありませんでした。

スカウト会社にいてそのようなことを暴露することは許されることではありませんでした。

もう一つは、Mさんに指摘されてから気になり始めるようになったものです。

『Yさんって人ヤバくない?○○(バー)でYってスカウトマンに知り合ったんだけど、その人芹沢さんの同僚でしょ?条件とか嘘つくの当然って言うし、女の子から電話かかってきてもずっとシカトしてたよ』

そういった非人道的な行動を取る人がY以外にも社内にいたことは知っていました。「自分がしなければそれでいい」そう思っていたのです。

しかし女性から指摘を受けたら話しは別です。女性からの信頼を基に活動している自分にも不信感が生まれてしまうからです。

そのような道徳的でないスカウトマンの行動や言動は回り回って、自分の信頼の失墜に繋がってしまうのです。同じ会社ならことさらです。

このような理由から僕は退社を視野に入れ始めました。

しかし、積み上げてきた毎月の給料を捨てて、会社を辞めるというのは実に勇気のいる決断です。

7年前の借金地獄の日々がちらついて、また後悔するのではないかと不安になったのです。

「サイトで情報を開示したからといってお金の面で自分が得することはない」「労力と対価が見合っていないものに、本気になってどうするんだ」
「何故こんな妙な正義感に駆り立てられているのだろう」

そんなことを悩んでいたある日、大変な事件が起こりました。

Nさんの死

3年以上に渡り担当していたNさんという女性を自殺により失いました。

家族に望まれない結婚を機に青森から上京したNさんは、間もなくして旦那とも離婚をし、子どもの養育費を毎月旦那に渡し、都内の家賃3.5万円のアパートに住みながら、ホスト通いをする毎日。

慣れない土地で、頼れる人もなく、お金を使うことでしか存在していることを実感できない。そんな精神的に苦しい状態の彼女と知り合いました。

そんなNさんは最初僕への警戒心が非常に強く、丁寧に説明をしようとしても聞く耳を持ってくれませんでしたが、根気強く向き合っていく内に信頼して貰えるようになり、数ヶ月に一度ご飯を食べたり、音楽フェスに一緒に参戦したり、仕事に留まらずお互いのプライベートな相談もしあう仲になりました。

しかし、スカウトとキャストの関係が変わることはありません。

「稼げなくなったからお店を変えて欲しい」という話に何度相談にのったか分かりません。

あまりにも店舗を転々とする為、気付いた時には殆どのお店で働いたことがありとうとう働くお店を失ってしまったのです。

○○のエリアは避けて欲しい。業種は○○がいい。
勤務時間は○~○時、客層は○○な人がよくて、

最初のうちはお店をコンスタントに提案しておりましたが、僕もオススメ度の高い順に提案していますから数ヶ月に1度のペースでお店を転々としてしまうと、提案する度にオススメ度の低い店舗して提案しかできなくなってしまいます。

そしてとうとう提案できるお店が無くなり、精神的にも追い詰められてしまった彼女は左腕を派手にリストカットしてしまいました。

リストカットの赤みがあるままでは面接がフリになってしまいます。このリスカ傷により彼女は更に追い込まれてしまうことになります。

彼女が希望条件を妥協してお店を探しても、面接ではことごとく不採用になってしまいました。

最後の相談から3日くらいたったある日

「ご飯に連れてって欲しい。また腕切っちゃった。お金もないし病院にも通えない。もう死ぬしかない。」と電話がありましたが、別の予定があった僕は「ごめん、明日でも大丈夫?」と断ってしまいました。

後から聞いた話によると、その日の夜に飛び降り自殺をしてしまったようです。

自殺を知ったのは電話から1日が経過した頃

警察から「最後に電話した記録があなたになっているのですが、何を話したのですか?」と連絡があったのです。

愕然としてしまいました。

今まで何度も相談に乗っていた身でありながら、彼女からの心からの叫びに気付いてあげることができていなかったのです。

電話の最後          

「突然こんな連絡をしてごめんね。私どうすればよかったのかな?」

と涙ながらに言った言葉が今でも頭から離れません。

「風俗で働いていることやお金がなくて困っていることを隠さずに何でも気楽に相談できるのは芹沢さんしかいない」と日頃から言ってくれていたのに、自殺をしてしまうその日、僕は悩みを聞いてあげることができなかったのです。

正直、その日悩みを聞いてあげられれば、解決した話ではなかったかもしれません。

あの時、話を聞いてあげることが出来れば彼女は死なずに済んだのではないか?

Nさんがそこまで悩みを抱える前にもっと早くから、彼女に対して積極的にアドバイスしてあげられれば悩まずに済んだのではないか?

やれることは沢山あったはずです。

やれることが沢山あったからこそ、今これを書いてる瞬間さえも心が痛くなるほど反省します。

僕が担当している女性で自殺によって失ったのはNさんただ一人です。

しかし、現実では全国で多くの女性が自殺しています。

皆それぞれ理由は違うかもしれませんが、その根源は仕事に対する不安とお金の心配に他ならないと思います。

僕はNさんみたいな被害者をこれ以上増やしたくないと心の底から思いました。

同時に僕がスカウト会社を辞めるか辞めないかなんて取るに足らない悩みだったことを気付かされ、この事件の1ヶ月後、スカウト会社を退社したのです。

フリーに転向

フリーに転向してからは、会社時代から懇意にしていただいていた店舗のオーナーやMさん、その他担当する女性とサイト制作に関して多く打ち合わせをしてきました。

何故、私の意見だけでなくキャストや店舗スタッフの意見も掲載したかったのか?

理由は簡単です。

凄くセンシティブな業界なこともあって、リアルな情報はあまり表に出てきません。

「絶対稼げる」といった過度な広告と「風俗なんて」といったネガティブな感想と両極端の意見が飛び交っており、どの情報も肝心な一言が抜けている印象を受けます。

それでは、これから風俗のお仕事を働こうか考えている・稼ぎを更に増やしたい女性の判断に足る情報になりません。

ネガティブな側面しか見なければ、ネガティブにしか見えませんし、反対にポジティブな側面しか見なければ、ポジティブにしか見えません。

例えば、
「風俗は稼げる」「昨今の風俗は稼げない」「出稼ぎは稼げる」「ソープの方が稼げる」など

これらは全部一言足りません。

そこで私は、キャスト、スカウト、店舗スタッフと3者からの多角的な視点で情報を発信していこうと考えたのです。

「どうすれば多くの人に正確な情報を届けられるか?」

「どうすれば少しでも自分たちの知識で沢山の女性を救えるか?」

当初はサイトで「教科書」みたいな皆が知らないことも客観的な立場で情報を広めていこうものでしたが、打ち合わせをする毎にこの思いは変わっていきました。

今までスカウトマンの視点しかもっていなかったのが、様々な立場の人の意見を聞くことによって、自分の中での常識や意識が大きく変化していったのです。

僕は「優良店舗、悪質店の見極め」や「業界の傾向、業界の知識」は専門なのでよく分かります。

しかし、核となる「稼ぎ方」はあまり理解できていなかったのです。
「分かっていたつもりでいた」という表現が正しいかもしれません。

立場の違いと意見の違い

店舗スタッフや女の子との打ち合わせで沢山の気付きを得ました。

同じ事柄でも、立場によって意見が大きく違ったのです。

キャスト・アドバイザー・店舗スタッフによって、もっと言うなら人によって重要視するポイントが違ったのです。

例えば、

写メ日記が大切だと思う女の子もいれば、必要無いと思う女の子
写メ日記が必要だと思うお店もあれば、いらないと思うお店

それぞれの意見で納得できる理由があったのです。
正直ビックリしました。

僕は写メ日記が必要だと思う側でした。もっと言うなら、写メ日記はお店のルール通りに上げていればOKと思っていたのです。

実際は写真の工夫や文章の工夫など、知らないことが沢山ありました。

僕は思いました。

「それなら人による意見の食い違いまでも全て公開してもいいんじゃないか?」と。

正解なんて誰にも分かりませんが、実際に成功している人の意見なら聞いて

大切なことは意固地にならず、沢山の意見を沢山吸収し、客観的に判断することです。

そのような思いから、このサイトでは、キャスト・アドバイザー・店舗スタッフと異なる立場から出る情報をコラムでまとめることにしました!

人材紹介会社を設立

サイトの中での情報提供だけに留まっていては、「教科書だけ渡して、成績を伸ばすのは自分で頑張って」といっているようなものです。実に無責任です。

今までの経験や人脈、ノウハウを駆使して『女の子の理想に一番近いお店を紹介できる会社』『入店後のサポートが充実した会社』を設立しました。

この会社の強みはサポート力です。

お店の紹介だけに留まっているスカウト会社とは大きく異なり、

入店後はアドバイザーからの意見は勿論、『働く現役の売れっ子キャスト』『店舗を何年も運営しているスタッフ』の話しを直接聞ける凄く情報が開けたクリーンな会社です。

サポートの大切さ

今の稼ぎに満足していない人でお店を変えれば稼ぎが上がると思っている人は結構多いです。

事実、あらゆる求人サイトを見ても「お店を変えれば稼げます」としか説明していません。

結論から言えば、お店を変えれば稼げるようになるというのは少し間違っています。

新人期間は「新人割引(お客様の支払い額が安くなるシステム)」のお陰で稼げるようになるのは事実です。しかし、これだけでは根本的な「稼げる為」の解決には繋がらないのです。

僕は女の子を稼がせる為には、下記の3つのパターンに分けられると思っています。

・お店を変えれば理想に近づく場合
・お店は変えずに働き方を変えた方がいい場合
・お店も働き方も変えた方がいい場合

しかし、働き方のサポートは誰にでもできるものではありません。

経験やノウハウが大きく左右しますし、そのサポートには並々ならぬ労力を必要とするからです。

誰のアドバイスもなく自己流で結果が出せていない人がこの業界に沢山います。

接客人数・接客時間によって稼ぎが変わるこの業界で、そのような働き方では「毎日が稼げるか・稼げないかのギャンブル」になってしまいます。

スカウト会社を退社してからの1年間、試験的にこのサポートが通用するのか自分の担当する女の子、新規で依頼のあった女の子に「キャスト」「店舗スタッフ」の協力も得ながら僕なりの理想とするサポートを行ってみました。

すると、女性からの声は「いいお店を紹介してくれてありがとう」だけでなく

「稼げるコツを教えてくれてありがとう」

「マジで意識が変わって稼げるようになった」

と嬉しい声を沢山聞けたのです。

他にも今まで接客が苦痛の時間だったという女性が

「聞いて下さい、本指名 返ってきたんですよ!」

「写メ日記ランキングにのりました!」

といった仕事にやり甲斐を感じているような声も沢山聞けました。

素直に嬉しかったです。

そんな声に後押しされ、自信をもってこのサイトを作ることを決めたのです。

僕たちのサイトやサポートを通して、女性の稼ぎの手助けができれば嬉しく思います。


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